トラタイヤの交換依頼
日本一厳しいツーリングトライアル大会の準備に毎週通っているKちゃん。
「リヤタイヤが半日もすると空気が抜けてしまうんですが直りますかね?」
「トレッド面のパンクでしたら直せますし、内側からキノコの様な内面補修材もありますよ」
中々持ってこないと思ったら、前後新品タイヤを買って持ち込み交換の依頼ですわ(^^;)
リヤのチューブレスタイヤIRCのTR011コンペを外したら、インナーライナーがボロボロになってましたわ。
これでは空気が膜を透過して徐々に減ってしまうはずですね。
Kちゃんの乗り方も激しいですし、飛んだり跳ねたり、公道を低圧でかっ飛んだりしたら長持ちはしませんよね。
持ち込まれたタイヤは、新しいダンロップのTL01です。
今までのD803GPよりも更にケーシングとブロックの剛性が上がっている感じがします。
DLがいい、IRCがいい、いや私はミシュランがいい、と意見が分かれますが、下々のライダーにはよく分からない・・・。
一つ組み込みのTipsをご紹介。
通販で梱包ベルトでギュっと縛られて来たタイヤは、ビード面が狭く潰れていてエアを入れてもビードが上がりにくい(リムよりエア漏れ)ですよね。
組み込む前に、スクーター等に付いてきたプラスチックのビード固定板を4つほど30分も入れて拡げておくと、エア漏れが防げますよ!
チューブレスタイヤは、タイヤチェンジャーで。
フロントのチューブタイヤは、手組で。
ビードストッパーの両外側が割れてましたので、新品に交換しましたよ。
チューブとリムバンドも持参された新品に。
沢走りが多いと、ホイールベアリングの錆やゴロゴロ感も出てきてますね。
ベアリングのグリスアップの方法をお伝えしましたので、時々はチェック・グリスアップしておいてくださいね。
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