TY125-4Tパンク原因は?

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天竜の林道まで、スコルパTY125-4T自走で林道ツーリングに行ったSさん。
途中で前輪がパンクして修理できないので置いてきて、タクシーと天浜線等で自宅に戻り、トランポで引き揚げてきたとのこと。
TY125-4Tパンク原因は?
原因調査と、対応修理のために預かりました。

私が自走で林道ツーリングに行く際は、前後チューブにエマージェンシースタンド、当然ながら空気入れに各種工具をポケットに忍ばせています。
一般の方で、そこまで持って修理して帰って来られるスキルをお持ちの方は、少ないかもしれませんがね。

公道を走れる貴重なトライアル車であるスコルパTY125-4Tですが、ノーマルでは前後ホイールにビードストッパーが付いていません。
TY125-4Tパンク原因は?
TY125-4Tパンク原因は?
更にミディアムかヘビーチューブが使われていますので、空気圧管理が悪いと、慣性モーメントが大きいのでチューブの口金が千切れてしまいますね。
こうなると、空気入れを持っていても・・・。

飛んだり跳ねたりのハイスピードで走らない限り、チューブはノーマルの厚みで大丈夫です。
リムに穴開け加工し、ビードストッパーを1個追加します。
TY125-4Tパンク原因は?

リヤタイヤも同様に、ずれて擦れて口金が切れる手前でした。
TY125-4Tパンク原因は?
前輪と同じく、新品ノーマルチューブに交換し、ビードストッパーを1個追加です。

エンジンオイルも交換していなかったとのことで、交換させていただきました。
TY125-4Tパンク原因は?

公道走行可なトライアル車といえども、全体の造りは華奢(各部軽量化)なスコルパTY125-4T。
国産トレール車と同じような使い方をすると、あちこち緩んできたり、壊れたりすることが多いので、気を付けてくださいね。



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この記事へのコメント
何時ぞやは連れの大工にチューブを恵んで頂きありがとうございましたm(_ _)m
以後、自分も簡易スタンドとスペアチューブ、交換工具一式を持って出掛けております。未だ、活躍の場面に遭遇しておりませんが「忘れた頃にやって来る」のが世の常なので「備えあれば」と重いリヤバッグを付けて走っております、ハイ(`_´)ゞ
Posted by かわ at 2021年10月23日 10:44
かわさん
そういえばオクシズ林道でそんなことがありましたね。
パッチがあっても糊が固まっていたり、パッチがあってもチューブの口金が切れていたらアウトですもんね。
その装備が、誰かを温めるかもしれない(^^♪
Posted by 山田しんちゃん at 2021年10月23日 12:52
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