浜松法枝町SS　(有)牧野石油

平谷３セクINを前に競技中断。

そんなことよりも、熱中症で倒れて意識不明になっている選手が心配です。
自衛隊員？救命救急士？がいらっしゃった？
周囲の方たちが水をリレーしたり、ノコギリで枝を切って合羽を被せて担架を作り、30～40代の勇者10名が里の林道まで人力で運んで行かれました。
おかげと救急隊に引き渡され、意識も取り戻されたとのこと。
競技や自らを顧みず、人命救助に尽力した方々に優勝旗をあげてください！
万が一のことになっていたら、来年からの大会開催も危ぶまれたかもしれません。

約２時間して勇者たちとオブザーバーが戻られ、競技続行。
約60人を後ろにして、最初のトライは私ですわ。
なんでこうなるの？
一速で回転をあげてガレステアに突っ込んだら、フロントから後方一回転！
リヤフェンダーとナンバー周囲がグッチャリ(^^;)

後方に約60名様がお待ちですので、皆さんのトライが終わるまで待つしかありません。
この時点で時間的に厳しくなっています。
狭いコースで邪魔ですので、何とか後ろへマシンをどかそうとしたら、
「私が手伝いますので、迂回路を行きましょう」とおっしゃる方が。
スタッフの方だったようです。
ヌタチュルのシングルトラックと尾根までの登りを代走していただきました(^^;)
他の数名の方は、この登りで七転八倒されてましたから、少し楽させてもらったかも。

しかし、サイドスタンドのバネが上下外れてます！
念のために付けておいたワイヤリングでスプリングは落下していませんでした。
スプリングフックは持ってきていないので、プライヤーで渾身の力を込めて復旧。

その後のヌタチュル下りで転倒！
後続の方も派手に転倒して木に激突！
骨折はされていないようですので、先を急ぎます。

初出場の昨年は、４セク前の沢渡り前でリタイヤ。
今年は少し進化して沢を渡って４セクにトライ。

が、途中でエンスト５点(^^;)

コースを戻って迂回路に出たら、また沢渡り。
見た感じは浅そう。
エイヤーっと突っ込んだら、意外と深くて左側に沈～ん！
ヤバイ、約５秒で起こしたのでエンジン掛かるはず・・・。
全く掛かる気配なし。
こんなところで諦めるわけにはいきません。
川から渾身の力を振り絞って林道までマシンを押し上げました。

新品のスパークプラグに交換すれば、エンジンは復調するはず・・・。
ア・カ・ン(^^;)
エンジンは時々掛かるが、回転が続きません。

緩やかな林道を懸命に押し掛けしてみますが・・・。
NG。
もしかしたら、燃料タンクに水が入ったかな？
底の方のガソリンを少し出して再トライ。
NG。

こんなことを２時間位していたら、バックマーカー（サブ）さんが現れました。
親切にプラグを乾かしたり、エアクリーナー（ここに水が入ってました！）BOX内をタオルで拭いたり、連続キックでエンジンとマフラー内の水を追い出していただきました。
この時点でタイムアウト！
リタイヤ宣言！

何とかエンジンが続くようになり、本部まで自走してリタイヤ届。

弁当をいただいて、今年の平谷を後にしました。