浜松法枝町SS　(有)牧野石油

５月から、カッ飛び？林道ツーリング用に追加投入した３号機ことTT250R。

1993年式で約５千ｋｍほどの走行距離ですが、ゴム・樹脂・オイル関係は割れたり劣化したりしています。

オイルとガスが抜けて、ダンパーが効かずに跳ねるリヤサス。
ロッドが錆びて、バンプラバーも朽ち果てています。

某オークションで、程度の良さそうなリヤサスを落札しましたので交換します。

交換ついでに、スプリングのイニシャルと圧側・伸び側を調整。

下部のエンドアイのネジを詰めて車高を少し落とします。

折角ですから、リヤスイングアームとリンク周りをオーバーホールします。


ニードルベアリングがバタバラにバラけますので、紛失に注意ですね。
モリブデングリスではなく、私は耐水のヤマハグリスAを使っています。

こうなったら、フロントもやっつけてしまいましょう。


サスを外したついでに、ステムベアリングの点検と給脂を。

ステムシャフトがアルミ製で、Raidに比べて軽いですね！

サスオイルは極端に汚れてはいませんでした。


分解に特殊工具が２つ要るのですが、創意工夫で何とかいたしましょう。


カートリッジサスの贅沢な造りですな。

交換する部品は、スライドメタル、オイルシール、ダストシール、スナップリング、純正カートリッジ用オイルです。


オイル量（油面高さ）は、規定値通りに合わせました。


突き出し量を、ノーマルの０から10ｍｍにしてみました。

これ以上出す場合は、ハンドルブラケットの位置を変えなくてはなりませんね。

さて、週末はテストライドできるかな？