浜松法枝町SS　(有)牧野石油

日曜日の午後、お一人様で以前から気になっている遠州森町北東部の林道探索に行ってきました。


林道大好き仲間とも、意外と走ることのないエリアの大田川ダム（かわせみ湖）東部の林道「佐賀野線」を目指します。

県道399号を北上し、柿之平付近を東方向へ。
看板と地図が分かりにくく、かつ分岐路が次々と出てくるので悩みます。


舗装路を登っていくと、見落としそうな所に佐賀野線の入り口発見。

いかにも手強そうなイメージというか、「入るなら覚悟しろよ」という雰囲気の林道です。

落ち葉がフカフカ、細かい枝が沢山落ちており車体に絡み付きます。
笹がサイドに生えており、なんだか熊が出てきそうな雰囲気です。


出た～！？
目の前に森の熊さんならぬ、大きなカモシカが現れました。しばらく睨めっこの後、カモシカは崖を下っていきました。
ソロで、こういう誰も来ない山中で動物と遭遇するとドキっとしますよ。

徐々に道幅が狭くなり、本当にこの道が金剛院までつながっている佐賀野線かと疑いたくもなります。
国土地理院の地図やツーリングマップルにも、くっきりとした道として載っているんですが・・・。

コンパスと地図にプラスして、林道を嗅ぎ分ける嗅覚が必要かも。

更に道が狭くなり、シングルトラックというか登山道か廃道か、進むか戻るか悩みます。

この日はノーマルタイヤにノーマルギヤ比ですので、一旦はここでUターン。

他の分岐路を進んでみるも、どこも行き止まり。

先ほどの道を再度進んでいくと・・・

崖崩れで封鎖されています。
レベルの高いツートラのグループの方なら、なんとか越えられないことはないかも？？

崖崩れの向こう側から音がするので覗いてみると、やはり通行を断念した絶滅危惧種の林道ライダーがもがいてらっしゃいましたのでUターンをお手伝い。

この細い道が佐賀野線であることを確認、私も勇気ある撤退となりました。