浜松法枝町SS　(有)牧野石油

二日目の朝は寒くて（５度位、キャンプ場周辺には雪が残っています）６時頃には目が覚めました。
が、二日酔い？でテント内の荷物が散乱しており、アジャアジャと片付けしている間に、他の２名は出発準備も整い、おまけに片づけが終わっていない私のテントの周囲に昨夜の地元メンバーさんも勢揃い。
呑み助でノロマの亀さんである自分が情けなく、２日目は朝からテンション下がりまくりです


聞くところによると、昨夜呑み過ぎて水芭蕉の沼へ落っこちそうになったとか（汗）。

どうりで、膝が痛いわけです。

なんとか９時過ぎに出発。
今日は、他の２名にコースも先導もおまかせして付いていきます。
どうやら宮城県の仙台までは遠いのでやめて、福島県浜通りのいわき市小名浜港を目指すとのこと。
この旅の最大の目的「東日本大震災の現状視察」です。

山々には雪が残り、そこから強い風が吹き降ろしてくるので寒いです（約10度）。
道は走りやすく、道端には桜が満開。広葉樹が芽吹きして大変綺麗です。遠州の山並みとは明らかに景色が違います。紅葉の季節に来ると最高でしょう。

会津地方から中通りの白河市へ出て昼食です。
まだ11時半なのに、１軒目の蕎麦屋さんで満席だと断られ、２軒目もけっこうな人でした。
この辺りでは、ごくごく日常的な風景で街も賑わい、震災の影響は感じられません。

昼食後は、R289を更に東進します。
峠を越える度、目の前に震災の惨状が現れるかとハラハラします。
が、いくら進んでもそれは現れません。
家々は普通に建っており、田植えの準備も畑仕事も普通に行なわれています。

常磐自動車道を横切り、いよいよ海岸沿いに差し掛かりますが、津波の爪あとは探せません。R6には車が行き交い、ガソリンスタンドも通常通りです。

14時頃には小名浜港に到着。

船が少ないような気もしますが、殆ど復興されています。


広大な港の敷地には、産業廃棄物なのか、瓦礫なのか、はっきりとは分からない一角もありました。



いわき市近郊は、すでに復興が進んでいるのか。
もう少し北の双葉郡まで行けば、惨状がそのまま残っているのか。

駆け足の旅ではよく分からないまま、二日目の宿泊地である茨城県水戸市に向かいました。


続く。