世間のコロナ禍のほとぼりが少し冷めてきて、2年半ぶりに奈良の実家へ帰ることが出来ました。
前回帰ったときの乗り物はクロスカブでしたが、今回はYAMAHA TT250R-Raidです。
もしかしたら、これがラストランになるかも?
朝7時過ぎ、山岳修験道の開祖「役行者」の生誕地と同じ田舎を出発。
朝靄の奈良盆地から吉野の山々の神々しいこと。
今回のメインは、7年前に高野竜神スカイラインの護摩山スカイタワーへ抜ける
川津今西護摩壇林道へ命からがら抜けた際に走りそびれた「イタツゴ奥千丈林道」を抜けることです。
それらの林道がある奈良県吉野郡野迫川村に入ります。
島嶼部を除くと、日本で一二を争う人口の少ない村とかで、奈良県の中でも滅多に行くことが無い秘境めいた所です。
まずは、主要地方道(S)53から、「平川釜落林道」へ入ります。
既に完全舗装化されてましたわ。
県道(K)734を南下していくと、名も無き立派な林道を発見。
舗装化される前にちょっと寄り道をば。
路面が2/3程崩壊しているところもありましたが越えていくと・・・。
はい、ココまでよ。
Uターンを余儀なくされます。
更にK734を南下すると、「川原桶川林道」の東側入口がありましたが・・・。
全面通行止!
少し様子を見に行ってみると・・・。
大崩落ですわ。
このまま廃道か?
それとも、先ほどの名も無き林道で代用か?
K734からK733へ大きく戻り、西側の入口を確認。
こちらもゲートクローズ!
少し北側に「林道ホラ谷立里線」があって入ってみましたが、ここも途中通行止めですわ。
もしかしたら、この林道が先ほどの名も無き林道に繋がる鴨?
平家の落人伝説?「平維盛歴史の里」を巡り、いよいよ本命の「イタツゴ奥千丈林道」へ。
入口が分かりにくいですが、交わった川と山の上にあるお宮(これも分かりづらい?)が目印となります。
イタツゴ谷沿いのフラットから、標高を上げていくと所々崩れてまして、ジムニーがやっと通れる感じです。
ビッグオフだと、バランスを崩すとガードレールの向こう側へ?
上からジムニーが1台、セロークラスのグループが4~5台いらっしゃいました。
500m位標高を上げていくと、高野竜神スカイラインから分岐した舗装路「奥千丈林道」に合流しました。
遠くに護摩山スカイタワーが見えます。
<後編に続く>