紀伊半島林道野宿旅その3

山田しんちゃん

2013年05月09日 20:39

お待たせしました。
それでは、次の林道へ行ってみましょう。

R42で長い矢ノ川トンネル、大又トンネルを抜けたところに、佐渡林道の入口がありました。



ズズズイ~っと進んで行くと、ゲートがありましたが開いています。


更に突き進んでいくと、

鉄壁のゲートが現れました。

どこからも迂回路も無さそうですので、潔く(スゴスゴと)撤収。

R42を少し南下すると、次は大又林道です。


坂を上っていくと、またもや鉄壁のゲートが現れました。

が、ゲートオープンです。
これはラッキーかアンラッキーか・・・??

うまくいけばバス釣りの聖地である池原ダムまで抜けられるかも?
これは進むしかありません。

この林道、やけに路面が締まっています。四輪でしっかり固められたと申しましょうか。

しばらく登っていくと・・・「ワァー」

尾鷲杉を満載した4tトラックが道幅一杯で下ってきました!

ウォー、間一髪セーフでした(^_^;)

まさか、ゴールデンウイークに仕事をされているとは思いませんでした。
その後も、2台程トラックとすれ違い、その度に壁に張り付いて邪魔をしないように。

しばらく走ると、やはり伐採中の林道重機が道を塞いでいます。
作業の合間を縫って、会釈をしながら通していただきます。

さーて、これで安心して進めるゾと思ったのもつかの間・・・
今度は峠付近にハンターさんの車数台と、なんと放し飼いされた犬2匹が吠えながら私の方へ駆け寄ってきます(^_^;)
どこかの掲示板でそんな話を読んだような気もします。
犬が怖い方なら、ここで撤収するはず。
私は、灯油配達先で犬を手なづける術をマスター?していますのでダイジョブです。

それにしてもこの林道、次から次へとハプニングが待ち受けています。

それでも、もうこの先はいいだろうと進んで行くと、なにやら芳しい檜の香りが・・・

またもや伐採作業中です。しかも積み上げた丸太が完全に道を封鎖しています。
林業の大将らしき方がやって来て、優しく注意されます。
重機オペレーターさんには、「その単車やったら、ポンポンポ~ンと飛び越えて行けるやろ」と、半分冗談めいたイヤミ?を言われます。
「えらい仕事の邪魔してすんまへんでしたわ」と私。

すごすごと撤退を決めたのでありました。


戻り道に、峠の犬、登ってくるトラックを避けながら・・・。

「教訓」
ゲートが開いているということは、林道作業中だと思え。

トラックの餌食になったとしても、完全なる自己責任です!(反省)


さーてと、海辺で気を取り直して

次行ってみよう(いかりや長助風)


<まだまだ続く>

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