さて、初日の野宿地も決まったところで、暗くなる前にテントを設営します。
こういう時は、設営が簡単なモンベルのクロノスドーム1型は楽ですね。
陽も落ちかけてきましたので、まずは1杯。
米や鍋・フライパンも持参しましたが、今日は簡単にインスタントと缶詰類でよしとします。
考えてみれば、たった独りきりの野宿は初めてでした。
スマホのラジコを付け、家族に電話したりして寂しさを紛らわせます。
酒も回って22時就寝。
今回からインフレータブルマットを投入したおかげでよく眠れましたが、夜中に野生動物らしき物音・鳴き声が聞こえるとドキっとしますわ。
風も雨もなく、そんなにも寒くもなく朝5時の日の出とともに起床。
朝食と片付けを済ませ、朝7時に林道矢ノ川線の途中から登りをスタート。
この道は以前は使われていた廃道のようです。廃道マニアにはたまらないかも?
幾つかの素掘りのトンネルを抜けると、コンクリート製の矢ノ川墜道へ。
墜道を抜けると二又に道が分かれています。
右方向の林道八十谷線は崖崩れで通行止めのようですので、左方向の矢ノ川峠へ向かいます。
ここからは電柱が敷設されていたりで、比較的フラットで走りやすくなります。
頂上の矢ノ川峠からは熊野灘も見えて絶景です。
右奥は、高峰山登り口となっているようです。
ツーリングマップルの林道表示は峠までですが、さらに佐渡林道方向に抜けられ?そうな道が続いています。
往こか戻ろか、逝こか?戻ろか・・・悩みますが、林道探索の性で進入((^_^;))。
以前は使われていた道のようで、朽ち果てそうな道路標識があったりもします。
案の定、行く手を阻む崖崩れ箇所が!
大荷物で独りですので、かなり悩みましたが・・・
「通り抜けフープ」で突破(^_^;)
実は、心臓バクバクでした。
その後も悩ましい崖崩れ箇所をなんとかエイヤーで2箇所越えたところで倒木現る!
荷物満載での斜め倒しは厳しいので、先を徒歩で視察することに。
なんでこんなところに軽自動車が!?
ダイハツ・ミラですが、20年位前のものでしょうか。
間違って下ってきて嵌り込んだのか、うっちゃりに来たのかは不明です。
さらに先は完全な崖崩れです。
これで完全に諦めがついて撤退を決断。
えっ、今乗り越えてきた3箇所の崖崩れを逆走!?
すったもんだで10時頃に、初日夕方に入ってきたR42に無事出ることができました。
単独大荷物の林道探索は大変危険ですね。
早目の撤収決断が肝要です(反省)。
<次なる林道へ続く>